重曹とは
重曹の正式な名称は、炭酸水素ナトリウムです。
重炭酸ナトリウム、重炭酸曹達(ジュウタンサンソーダ)といわれ「重曹」はこれを略した俗称です。
ベーキングソーダ、ふくらし粉とも呼ばれています。
白色の粉で、弱アルカリ性です。
そのまま排水しても害はありません。
環境ホルモンが含まれていないので、人体に害がなく、地球環境にも優しく、安全性の高い物質です。
私たちの周りでは、古くから、ふくらし粉などの食品や、胃薬などの医薬品として利用されています。
環境に優しいので、アトピーや小さなお子さんのいる家庭で、とても役に立ちます。
重曹(ベーキングソーダ)の成分は、地下の鉱床、湖の沈殿物、地下水、海水に含まれており、
鉱山と工場で作られます。
鉱山では、重炭酸ソーダ石という鉱物を採り、それを精製して天然の重曹を採る事が出来ます。
一方工場では、ガラスを製造する時の副産物として、人工の重曹が出来ます。
どちらも成分は同じです。
人の身体の中でも重曹は作られます。血液中のpHバランスを維持する為や、
唾液の中で歯が溶けるのを防いだり、胃の中で胃酸を中和して潰瘍を予防する働きを持っています。
重曹(ベーキングソーダ)とベーキングパウダーの違い。
この2つは別の物です。
重曹(ベーキングソーダ)は炭酸水素ナトリウムだけで出来ているのに対して、
ベーキングパウダーは、重曹(ベーキングソーダ)と粉末状の酸の2種類を混ぜ合わせた物です。
■重曹が持つ5つの作用
1.研磨作用
重曹の結晶は柔らかいので、傷をつけずに磨くことができます。
2.中和作用
汚れの原因となっている脂肪酸という酸性の汚れを中和して、
水で拭き取りやすいようにしてくれます。
3.軟水作用
水に中に含まれる金属イオン(カルシウムやマグネシウムなど)の
影響を少なくして、軟水に変えてくれます。
4.消臭・吸湿作用
ほとんどの悪臭は酸性です。
重曹はアルカリ性なので、その臭いを吸収して中和してくれます。
湿気も取ってくれます。
5.発泡作用
重曹が酸を中和するときには、二酸化炭素の細かい泡を出します。
この泡が、汚れを浮き上がらせる働きをしてくれます。
これらの作用を使って、生活のあらゆる場面で重曹を使うことが出来ます。
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